2003/04・05 慶良間・宮古 課題


今回は、前回の結果を踏まえて考えた「とりあえず設定」で、本当にとりあえずの写真が撮れるかどうかを検証してみようと思います。
具体的には、以下の4つ(+おまけ2つ)の設定をC5050特有の機能でマイモードに登録し、4月の慶良間でのボートによるファンダイブ、5月の宮古島でのボートによるファンダイブとビーチエントリーでのセルフダイブ、それぞれのシチュエーションの中で試してみます。

1.スナップ用

マイモード1には、一番多く使うであろう、ファンダイブ中に見た生き物のスナップ写真撮影用の設定をしてみました。
モードプログラム
露出補正±0
フラッシュOFF
測光方式スポット
フォーカススーパーマクロ
ドライブ単写
ISO感度64
ノイズリダクションOFF
フルタイムAFOFF
AF方式スポット
画質モードHQ
ホワイトバランスカスタム(水深10mにて設定)
シーンプリセット標準
シャープネス-3
コントラスト±0
彩度+2

自然光でカスタムWBってやつですな。どんな距離にも対応できるようスーパーマクロモードにしてあります。(C5050の場合、スーパーマクロモードでも3cm〜∞まで対応)
シャープネス−3・彩度+2というのは、とあるデジカメ情報掲示板にあったのを参考にしてみました。その他細かい設定については「こんなもんかな」って感じで決めたので今後も検討の余地ありですね。



2.ちょっと気合モード

外部ビデオライトを使って生き物写真を撮影する用のモードです。
モードプログラム
露出補正±0
フラッシュOFF
測光方式スポット
フォーカススーパーマクロ
ドライブ単写
ISO感度64
ノイズリダクションOFF
フルタイムAFOFF
AF方式スポット
画質モードHQ
ホワイトバランスオート
シーンプリセット標準
シャープネス-3
コントラスト±0
彩度+2

1の設定との違いは、単にホワイトバランスがオートになっただけです。(^^;



3.水中風景モード

自然光で風景を撮るモードです。自然光使用のワイドマクロ撮影にも対応してるつもり。
モードプログラム
露出補正±0
LCDON
ズーム位置35mm
フラッシュOFF
測光方式ESP
フォーカススーパーマクロ
ドライブ単写
ISO感度64
ノイズリダクションOFF
フルタイムAFOFF
AF方式iESP
画質モードHQ
ホワイトバランスカスタム(水深10mにて設定)
シーンプリセット風景
シャープネス-3
コントラスト±0
彩度+2

あまり説明する必要はないかな。 自然光+カスタムホワイトバランスで、ズーム・測光・AF方式・シーンプリセット等に風景向け設定がなされてます。
シーンプリセットに何も設定しなかった場合と「風景」を設定したときの違いは不明。今回時間があったらそれぞれを試してみたいと思ってます。



4.ワイドマクロモード

ワイドコンバージョンレンズを装着したマクロ撮影時に使用するモードです。手前の被写体にビデオライトを当てつつ、背景の青みを残せればいいなぁと思った設定。
モードプログラム
露出補正±0
LCDON
ズーム位置35mm
フラッシュOFF
測光方式ESP
フォーカススーパーマクロ
ドライブ単写
ISO感度64
ノイズリダクションOFF
フルタイムAFOFF
AF方式iESP
画質モードHQ
ホワイトバランスオート
シーンプリセット風景
シャープネス-3
コントラスト±0
彩度+2

3の設定との違いは、ホワイトバランスがオートになっただけですなぁ。(^^; ひょっとすると、フォーカスや測光はスポットにした方が良いのかもしれないです...。



一応上記の4つが、前回の結果から導きだされた「とりあえず設定」なのですが、さらに2つ、マイモードに設定してみました。こっちの方は「時間があれば」って感じです。

5.クローズアップレンズ使用モード

いやぁ、前回の沖縄行きの時、クローズアップレンズも買っちゃったんですよねー。なので、ちょっと使ってみたいなと。(このあたりの欲張りが実験失敗をもたらすということにまだ気づいていない自分。)
それと、4月の慶良間はまだまだ水温も低く、いろんなウミウシを見られる可能性大。ですので、今回、そんな時のためにこんな↓のも設定して試してみようと思ってます。

モード絞り優先
絞り値F5.6
露出補正±0
ズーム位置105mm
フラッシュOFF
測光方式スポット
フォーカスマニュアルフォーカス
ドライブ単写
ISO感度64
ノイズリダクションOFF
フルタイムAFOFF
AF方式スポット
画質モードHQ
ホワイトバランスオート
シーンプリセット標準
シャープネス-3
コントラスト±0
彩度+2

うーむ、上の1〜4の設定は、どんな感じ撮れるのかある程度想像つくんですが、この設定、どう撮れるんだろ?なんともいえないですね〜。なので面白いともいうんですが。

で、この設定、基本的にはクローズアップレンズ装着の上、置きピンで撮影することを想定。そのため、なるべく被写界深度を稼ごうと、絞り優先&F5.6にしてみました。F値は、もっと絞り込んだ方がいいかなとも思うのですが、シャッタースピード等々状況が許すかどうかわからないので、とりあえず5.6に設定。大丈夫そうだったら、その場でもっと絞り込んでみたいと思います。
ズーム位置はクローズアップレンズの特性を生かすため、一番望遠側の105mmを選択。
フォーカスは置きピンなので当然マニュアルフォーカス。BBSでお馴染みの元C2020ユーザーさんの実験で、クローズアップレンズを装着するよりスーパーマクロモードを使用した方がより大きく撮れるという結果が出てますが、ライティング等々の為のワーキングディスタンスを稼ぐため、あえてそちらは使用しませんでした。(時間があればスーパーマクロも試してみるつもり)



6.とっさの大物出現モード

以前、慶良間で突然マンタが出現するという場面に遭遇したんですが、デジカメの性能が足りず満足な写真が撮れなくて、とっても悔しい思いをしたことがあるんです。 なので、せっかくの高機能デジカメC5050、こんな時にも対応できるモードを一つ、設定してみました。
モードプログラム
露出補正±0
ズーム位置105mm
フラッシュOFF
測光方式スポット
フォーカスオートフォーカス
ドライブブラケット(±1、三段階
ISO感度オート
ノイズリダクションOFF
フルタイムAFOFF
AF方式iESP
画質モードHQ
ホワイトバランスカスタム(水深10mにて設定)
シーンプリセット標準
シャープネス-3
コントラスト±0
彩度+2

ある程度距離が離れた被写体出現時に、とりあえず撮影できるような設定を考えてみました。
フォーカスはオートにするより、ひょっとするとマニュアルで無限遠にした方が確実かも知れません。被写体との距離が遠く、バックが海の青だった場合、コントラスト差が少なくフォーカスが合わない可能性がありますので。この辺、ちょっと今回実験してみなければなんともいえないです。
ブラケットにしたのは、少しでも適正露出に近いものを撮ろうとしてのことです。



こんな感じです。うーん、6つも登録しちゃうと、とっさの時にどれがどのモードなのかわからなくなっちゃうかもしれないですねぇ...。まぁ、どうなるかわからないけど、とりあえず試してきますが、結果はあまり期待しないでね。(苦笑)

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