ランカヤン? なにそれ?



ランカヤン島。マレーシア・サバ州、ボルネオ島サンダカン東南のスル海上に浮かぶ小さな島です。ランカウイとかラヤンラヤンとかイヤンバカンとか、マレーシアの島の名前には類似品が多いので要注意。
直線距離で結ぶと日本からは結構近い。が、クアラルンプール経由だと一日半を費やします。コタキナバル直行便だとその日のうちにつけるのかな?


ランカヤン島全景

熱帯植物で覆われた砂の小島です。
もしもここを訪れた観光客が、皆、甲子園球児たちのように「記念の砂」を持ち帰ってしまったら...、いずれ島は消えて無くなるに違いない。


桟橋から見て左岸

島は一周、すべて純白の砂浜。船の着く場所以外は全て遠浅になっていて、波はとても穏やか。


桟橋と夕焼け

 私としたことが柄にもない絵柄。ごめんなさい。でも、どこを撮っても綺麗に写ってしまうのがランカヤン島。


枝光とネコ

 島にはネコが2匹いるそうな。どちらもオスとのことで、これはその中の一匹。隣に写ってる男は、別に怪しいもんではありません。


枝光と犬

 犬もいます。名前はブラウニー。シャイな方のようで、全然こっちを向いてくれませんでした。


 ちなみに2月はモンスーンシーズンのまっただ中ということで、スッキリ晴れていたのは到着日だけ。あとは、降ったり晴れたり曇ったりの繰り返しで、日によっては肌寒く感じる時もありました。

 唯一よく晴れていた到着日も、海の方は泥濁り。なんでも、ボルネオ島のジャングルからスル海に流れ出る川の泥水が、潮の向きによっては島を直撃するらしい。船で島に渡る途中も、おびただしい数の流木など、川から流れてきたとおぼしき漂流物を目撃しました。

 「これじゃ明日からのダイビングが思いやられるなぁ」と憂鬱な気持ちを抱きながら、泥水で黄色く染まったビーチを眺めていたんですが、翌日以降は嘘のように海の色は青く変わりました。もっとも水中の方は、ランカヤン名物「浮遊物」のため、滞在期間中ずっと透明度は良くなかったですが...。



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